過去に消費者金融から高い金利でお金を借りていた経験がある人は、法律の上限額を超えて払いすぎたお金を返してもらうことができます。ただし、何のアクションも起こさなくても自動的にお金を返してもらえるようになっているわけではありません。

払いすぎていた金利分を取り戻したいと考えている人は、自分が利用していた消費者金融に対して過払い金請求をする必要があります。この過払い金請求のやり方に特段の決まりはありませんので、理論的には本人が消費者金融の店頭へ出向いてお金を返して欲しいと口頭で言うだけでもよいことになっています。

しかし、実際には、そのようなやり方で返金に応じてくれるような消費者金融は存在していません。確実に過払い金を取り戻したいと考えているのであれば、本人に代わって過払い金請求手続きを取ってくれる専門家を利用する必要があります。  

大阪には、過払い金の返還請求を専門に行っている司法書士や弁護士の事務所がたくさんあります。大阪市内で営業している行政書士事務所の中には、過払い金相談を行っていることをアピールしているところがありますが、行政書士事務所の利用は避けるようにした方がよいです。

なぜかというと、行政書士は本人の代理人として過払い金の返還請求を行える権限を有していないためです。最近は、過払い金を返して欲しいのなら裁判所に対して過払い金請求訴訟を起こしてくれという対応を取る消費者金融が増えてきました。弁護士や司法書士は訴訟代理権を有していますが、行政書士は本人に代わって訴訟を提起することができません。

また、裁判所に提出する書類を作成する権限も有していませんので、ごく一般的な相談にのる程度のことしかできないのが実情です。ですから、大阪に住んでいる人が消費者金融から過払い金を取り戻したいと考えているのであれば、弁護士もしくは司法書士に相談してみる必要があります。  

ただし、司法書士は訴額が140万円以下の案件しか訴訟代理権を持つことができない決まりになっていますので、過払い金の額が140万円を超えている場合は、弁護士を利用する必要があります。また、司法書士の中で訴訟代理権を持つことができるのは、一定の条件を満たしている認定司法書士だけですから、その点にも気をつける必要があります。

弁護士や司法書士の知り合いが1人もいないという人が多いですが、インターネットを利用すれば、割りと簡単に過払い金請求を行っている弁護士や司法書士を見つけ出すことができます。