最近、岐阜県内でもテレビのコマーシャルや電車の吊り広告などで、「過払い金請求」という文字をよく見かけるようになりました。過払い金請求とは、その名の通り、払い過ぎたお金を返還してもらえるよう請求することで、過去に消費者金融などから借入をしていた際に、法外に払い過ぎた金利が返還請求の対象となります。この過払い金請求がメジャーになってきたのは、実はまだここ数年の話であり、それ以前は都市部にある大手の法律事務所や司法書士事務所等でしか実績がありませんでした。しかし、最近では全国的に事例が積み上げられてきたこともあり、岐阜県などの地方にも、過払い金請求を得意とする法律事務所や司法書士事務所等が増えてきました。ここでは、岐阜県で過払い金請求を成功させるための、法律事務所・司法書士事務所の選び方について紹介します。

さて、法律事務所・司法書士事務所を選ぶにあたっては、過払い金請求を行う際の流れについて知っておくことが大切です。請求を行うための準備として、まず初めに、返還の対象となる金額を算定する作業が必要となります。この返還請求の対象とすることができるのは、いわゆるグレーゾーン金利と呼ばれる法外に高い金利の部分で、2010年6月に貸金業法及び出資法という法律が改正されるよりも前に借りた債務に対して、支払った金利が対象となります。ただし、過払い金には時効という概念があり、支払ってから10年が経過してしまうと請求の対象ではなくなってしまうため、注意が必要です。このように、過払い金を算出するにあたっては、様々な法律の知識が絡んでくるため、法律の知識を持っていない一般人が正確に過払い金を計算するのは困難を極めます。そこで、多くの場合において、弁護士や司法書士などの専門家に過払い金の計算を依頼する方が圧倒的に多いのです。

ここで注意したいのが、この「過払い金の計算が難しい」という事情を逆手に取って、実際に返還のあった過払い金の一部を「成功報酬」などと称して着服してしまう、悪徳な弁護士や司法書士もいるということです。このような被害に遭わないためにも、弁護士や司法書士に依頼する際には、以下のようなことに注意しましょう。まず、過払い金の計算に使用した根拠資料は必ずもらうようにしましょう。また、弁護士や司法書士との契約の際にも、費用に関する項目をよく確認した上で契約を結びましょう。後からトラブルになった際、抗弁できるように書面として記録を残しておくことが大切です。