現在では利息制限法によって借金した場合の利息の上限が決まっています。元本が10万円未満の場合は年20パーセント、10万円以上100万円未満が年18パーセント、100万円以上借りた場合は年15パーセントです。これ以上の利息を取ると法律違反になります。ところが10年近く前までのサラ金業者はこれ以上の高い利息をつけていたのです。最高で29.2パーセントで貸付をしていたのです。現在の利息制限法と比較すると、11パーセントも高かったのです。この11パーセント分が払いすぎた利息で、過払い金というのです。

ですから当時の高い利息ですでに借金の返済を終えてしまった人は、今からでも過払い金請求をすれば払いすぎた利息分が戻ってくるのです。ただし請求期限があり、借金の返済を終えてから10年以内に請求する必要があるのです。2006年前後に払い終えた人はそろそろ時効になってしまう可能性があります。そのような人は早めに過払い金請求をする必要があります。もし自分が該当するかどうかわからない場合は、最寄りの法律事務所へ相談すれば調べてもらえます。

全国にはそのような相談を無料で行っている法律事務所があります。ネットで検索すればすぐにわかりますから、早めに相談をすべきです。また過払い金請求は個人でもできるのですが、金融会社に当時の取引履歴などを開示してもらう必要があり、なかなかスムーズにはいかないのです。やはり専門の司法書士か弁護士に依頼した方が確実に過払い金が戻ってきます。専門家に依頼すると手数料がかかりますが、戻ってくる金額から支払うことができます。

個人で交渉をすると、相手は金融のプロですから適当なところで妥協せざるを得なくなり、大幅な減額になるケースも多いのです。また個人が相手ですと訴訟に持ち込む金融会社もあります。もともとの請求金額が多くない場合は、訴訟の費用の方が上回ってしまう可能性があり、結局諦めざるを得ないケースもあります。司法書士や弁護士が相手なら、金融会社の方も無駄に争う姿勢を改めてすんなりと過払い金を支払ってくれます。

いきなり法律事務所へ相談しにくい場合は、役所の窓口で相談すると色々なアドバイスをしてもらえます。また愛媛県の例で言えば、愛媛県司法書士会や愛媛弁護士会などがありますから、そこへ電話をして最寄りの事務所を教えてもらうという方法もあります。とにかく期限が迫っているので、該当する人は早めに手続きをするべきです。