「過払い金」とは、本来支払う必要が無いにもかかわらず貸金業者に支払い過ぎてしまったお金の事を指します。借り入れ期間が5年以上でしかも金利18パーセントを越えている人は、過払い金が発生している可能性が非常に高いといえます。

そこで払いすぎたお金を計算して返還請求を行うことによりお金を取り戻すことが出来るのです。それが「過払い金請求」と呼ばれる手続きです。1人で取り組むにはかなり労力や時間を消費する手続きになりますので、間違いなく手続きを行うには専門家である法律家に相談するのが効率面でも最良の方法であると云えるでしょう。

多少の費用がかかることはより返金の確実性を裏付けるための必要経費と云えなくもありません。ところで、過払い金請求をするといわゆる「ブラックリスト」に掲載されてしまうのではないか、と心配されている人は多いのではないでしょうか。

今現在借金を抱えている人にとってはブラックリストに掲載されるというのは脅威以外の何ものでもありませんし、また2010年以前に過払い金請求を行った人はその事実が信用情報機関に記載されている可能性もあります。

しかし請求を行った状況次第では、金融庁より個人信用情報に登録されないという方針も明示されています。そのためこれまで一旦借金を完済して時間が経過してから行う過払い請求ならリストに載らない、ということもまことしやかに言われてきました。

しかし2010年から、たとえ返済中であっても返還請求をすることによって債務がゼロになり、なおかつ支払い過ぎたお金も返還されたという場合は個人信用情報機関に登録されないこととなりました。

これは金融庁が「信用情報とは支払い能力に関する情報であり、返還請求の有無は信用情報には当たらない」とする見解を示し、個人信用情報機関への履歴の登録や提供を停止させたためです。

しかし登録されないとはいえ、取引のあった業者の独自情報としては過払い金請求の事実は残ることになります。そのため、過払い金請求を行った業者に対しては将来的に取引が難しくなるということも知っておいたほうが良いでしょう。

また、もしも自身の過払い金請求の履歴について、登録されるいわれが無いのにも関わらず個人信用情報機関に残っている場合は取り消しを申し立てることも出来る、ということも覚えておきたい知識です。